【仮想通貨】DEGOの時間別のガチャ回数と推移について – ガチャ分析続編

前回はDEGOガチャの確率と期待値についての記事を公開しました。それなりに反響を頂き、今回はその続編としてガチャ開始から現在まで、1時間毎にどれだけガチャが引かれたか、ガチャの回数の推移はどうなっているかについてデータを算出し、そこからつるはしの行方について考察してみました。

時間別のガチャ回数と推移について

はじめに

まずはじめに、DEGOガチャとはなんぞやという人に関してはDEGOとガチャについての概要等も記載しているので、DEGOガチャの確率と期待値の記事をご参照ください!

背景

DEGOのつるはし(NFT)には、発行量の制限がないため、無限にガチャができる(ガス代はかかります)状態となっています。
そのため、つるはしの供給量は日に日に増えておりOpenSeaでのつるはしの価格下落が止まらない状態となっています。

供給量の増大がつるはしの価格に大きな影響を与えているため、この供給量(ガチャがどれだけ引かれたか)に関して、時系列ごとにデータを可視化し、これからの価格推移がどうなりそうかということを考察したいと考えています。

(本当は、GAS台やNFTの価格下落にチキって、つるはし鉱夫が始められなかったので、鉱夫を始めるための根拠≒(言い訳)のためにデータ分析しました)

【参照】
ファオ氏Twitter

DEGOの時間別のガチャ回数と推移について

今回の分析について

DEGO FinanceのAPIからガチャリリースから現在までの8日(2020/9/27 22:00 ~ 2020/10/3 01:15(JST))までの過去のガチャ歴を27750件のデータを取得しました。
*今回使用したAPI:https://api.dego.finance/gego-token/  (勝手に使っていいのか不明なため、使用する場合は自己責任でお願いします。)

そこから1時間毎にガチャが何件引かれたかに関して集計しています。

元データはこちらにUploadしたので興味があればダウンロードしてみてください!

(余談1 – 運営のガチャの引きの悪さについて)

ガチャがリリースされる前に、最初の三回のガチャが引かれています。おそらく運営側のテストな感じがしますね。
運営側のテストの履歴とかも見れるのは面白いなと感じました。(それかチーター)
#三回連続BRONZEを引くのは1/8(12.5%)の確率なので、なかなか引きが悪い運営だと感じました。ガチャの神様には見放されていますね。

(技術的な話)

PythonのFor分でhttps://api.dego.finance/gego-token/x   (xは数字で27750回ループ)から各つるはしのJSONのデータを引っ張ってきて、それらをMySQLにぶっこんでいます。
MySQLのデータをCSVに変換して、Excelでぽちぽち分析した感じです。
もっと効率のいいやり方とか、最近はこんなんつかうんだぞとかあったらDMとかコメントでおしてもらえるとめっちゃ嬉しいです!
https://twitter.com/MMmedjedMM

結果

こちらは日時別のガチャの引かれた回数を示すグラフとなっています。

私がDEGOに関しての情報を初めてTwitterでみたのが9/30なので、少し後発組だったんだなと感じました。
2日間の遅れで出来高が少なくなったときに、ガチャを引いています。(少しイナゴ感)。
また、ガチャがリリースされてからは一定の期間の大きめの出来高がつづき、9/29の17時ころ大きくスパイクしていることがわかります。(誰かインフルエンサーが煽った?)

こちらはガチャがどのくらい累計で引かれたかを表す(日時別データを積み上げていった)グラフとなっています。

こうしてみると、9/27~現在までのガチャの引かれている勢いははだいぶなだらかになってきていることが読み取れます。

(ちょっと補助線を入れた図)

(余談:やるかもリスト)
日時別にガチャの出来高を調査し、どのタイムゾーンの人がDEGOに興味をもっているのかを考察するのも面白いなと思いましたが、やるかもリストとして追加しようと思います。

考察

単純にガチャのグラフの形状化から近い未来のガチャ予測をすると、下記のような感じで緩やかに推移し、つるはしの供給量は無制限とはいえ、供給量は現在と近い水準で収束するのではと考えられます。

OpenSeaでの価格下落とガス代の高さから転売目的で新規でガチャを引くインセンティブが低くなっている事、NFTでマイニングを検討している人は、つるはしはOpenSeaで買ったほうが得であることからも、これ以上新規でガチャは引かれないのではと考えられます。
#新しいv7とかのつるはしがでたら話は変わりますw

つるはし供給量が緩やかに収束すると仮定すると、OpenSeaでのつるはしの価格は単純にマイニングの需給により決まっていく形になり、現在よりかは価格の下落のスピードは今後緩やかになるのではと考えています。あとは現在Miningしている人たちの利確ラッシュと半減期になった場合の動向を警戒すべきなのかなと思います。
#大量の出品があるため上がることはなさそうに見えます。

マイニングの効率に関しては計算できていないですが、供給が収束しそうなこととある程度つるはしが安くなったことをチャンスと捉え、鉱夫のお仕事はじめました…!

新規でマイニングを始める方に

・Stakingはつるはし一本毎にGAS台がかかる
・GAS台は日本時間朝がお得($10)で、夜やると高い($20~30)
・OpenSeaでつるはしを買うときは、できるだけ複数本のBundleでコスパのいいものを買う(ガス台節約)
・つるはしは銀か金が総合的にこすぱがよさそう
→銅はおそらくGAS台は負けしそう
・右の山でStakingするべき

[先人の知恵]

まとめ

・27000件のデータからガチャの回数の推移に関してのデータを可視化した
・ガチャの引かれた回数は日毎になだらかになっており、今後のつるはしの供給量はある程度収束する事が考えられる
・供給量が一定になることが予測されるため、価格はマイニングによる需給が一番の要因になりそうで価格の下落スピードは落ちそう
・新規でマイニング始める方は先人の知恵を拝借しましょう